フランクル著「夜と霧」、エリ・ヴィーゼル著「夜」の記述について

著名な著書の初期の版ではアウシュヴィッツでのどう書かれているかを紹介します。

フランクル著「夜と霧」

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今ではもう否定されているガスかまど(gas oven)への言及があります。どうして何年もアウシュヴィッツにいた彼が、このような「実際には存在していない」とされている施設に言及したのでしょうね。

付言するなら、現在の正史では「殺人ガス室に送られるとは言われず、シャワーを浴びせると連れていかれた部屋でガス殺される」ので、こんな風にガス殺を脅されたりしません。

正史を信じれば彼は嘘吐きです。

また、奥付の隣のページにクルト・ゲルシュタインの証言も掲載されていたので、ご確認ください。クルト・ゲルシュタインの個人としての証言の信憑性は“元親衛隊将校ゲルシュタインの告白”について、この話単体の信憑性についてはディーゼルエンジンを使った一酸化炭素ガス室参照。

エリ・ヴィーゼル著「夜」

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囚人の目の前で火葬炉に投げ入れられる赤ん坊? 繰り返しますが、「殺人ガス室に送られるとは言われず、シャワーを浴びせると連れていかれた部屋でガス殺される」が正しいので、こんな光景を見せられるのは正史に反します。

「焼却炉まであと2歩のところまで行ったが、投げ込まれずに済んだ」も人を馬鹿にしているようにしか思えない。絶対嘘じゃん(笑)。(個人の感想です)