逆転ニュルンベルク裁判

Subject9-3
アウシュヴィッツ収容所のガス殺証人

ガス室の科学的分析について著名なホロコースト肯定派からのコメント

エリー・ヴィーゼル「ガス室は無分別な視線から遮断されるべきです。それは想像力にゆだねられるべきです」

ランズマン「理解しないことが私の鉄則なのです」


被告 

判事 

検察  

弁護  

陪審員      

証人 


 「これより法廷を開廷します」

 「弁護側、準備完了しています」

 「検察側、準備完了してします」

 「アウシュヴィッツのガス殺証人の召喚もこれで3度目ですね。

そろそろガス殺が事実かどうかもわかってくる頃合かと思いますが」

 「嘘に決まってるだろう。

ホロコースト肯定派はガス室の技術的立証ができていない。

技術と証言が矛盾した場合は技術が優先されるという法医学の原則からすれば、ガス殺証言が全て嘘なのは検証するまでもないことだ」

 「それを言ってしまったらコンテンツが終了してしまいます。

だからダメです」

 「ダメって、をい……」

 「修正主義者の問題点は肯定派の提示する膨大な証拠の数々を完全に無視していることだ。

ガス室の技術的立証のみにこだわり、全ての学問に通じる『証拠の収束によって結論を導く方法』すなわち『アブダクション』を否定されるとは思わなかった。

学問に則らない人と学問の議論はできんな! こればっかりは前提として理解してもらわないと困る!

特定の事例をもって全体を否定することは、学問的態度ではない!

当該事例が十分なソースをともなって、統計学的に全体に占める割合が、例外として認識するには十分に大きすぎることを証明する必要がある」

 「アウシュヴィッツのガス室が偽物ってのは致命的な例外だろうが……」

 「否定論者はホロコーストという構築物にひとつでも小さな亀裂を見つけることさえできればその殿堂全体が崩れ落ちると考えているように思える。

これが彼らの理論の根本的な弱点である。

ホロコーストは何万もの場所で起こった何千もの出来事であり,一つの結論へと収束する無数の細かな事実によって証明されているのだ。

ホロコーストとは,そもそも個々の小さな事実によって証明されているわけではないのだから,当然,あちこちに見られる小さな間違いや矛盾だけを根拠に論破することなどできないのである」

 「アウシュヴィッツのガス室が偽物ならば殿堂全体は崩れ落ちるだろう。

だいたいお前はガス室否定でもホロコーストは成り立つと考えているのか?」

 「はっ! 実にばかばかしい質問だ! 答える必要すらないな!」

 「答えろよ。ガス室は嘘でした。でもホロコーストはありました。で、世の中に通用するのか?」

 「ガス室だけがホロコーストの土台ではないのだ!

始祖鳥の存在を否定しても進化論の否定にはならない!

それと同じで、極端な例外で全体を無視するのは愚の骨頂!

史学が累積の科学であるという基本的事実を踏まえて、発言を心がけていただきたい」

 「ガス室の技術的立証ができないくせに科学という言葉を使うな。

技術的に不可能なガス室をあったとする手法は学問的でも科学的ではない。

詐欺・ペテン・イカサマ・インチキ・ゴマカシ・ホラ吹き的手法だ。

違うというのならガス室を技術的に立証してみせろ」

 「ではさっそく証人を召喚してやろう! 実際にアウシュヴィッツのガス殺を見たという証言が何よりの証拠だ!」

 「わたしが知りたいのは証言ではなく、ガス室の技術的立証だ。証言よりも技術的立証をしろ」

 「そこまで。永久ループになってしまいます。証人が待っているので次へ進みましょう」


証人入廷


 「わたくし魔法の国マジカルソヴィエトから日本を赤化するためにやってきたサイレント魔女のリティと申します。

リティちゃんとお呼びください☆」

 「赤化って……今の日本人の何割が北朝鮮みたいな国になりたがると思っているのだ……

何十年か前なら地上の楽園とかいうプロパガンダを本気で信じてた人間も多数いたが……」

 「ふぅー、びっくりしたー。

日本人が赤化を望んでないなんてホントかなぁ?

ここはサイレントマジョリティを考慮して望んでいるに決定!

朝日新聞を読めば北朝鮮もそれほど悪い国じゃないってわかるからね」

 「サイレントマジョリティキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。..。.:*・゜゚・*!!!!

 「今回、わたしはダヴィド・オレール役をやらせてもらいますわ」

 「1902年ワルシャワ生まれのポーランド系ユダヤ人のオレールは、戦前にパリに移住し、当地で芸術活動を展開していた。

1943年2月に、ナチスに逮捕されて、ほかのユダヤ人とともに、アウシュヴィッツに移送された。

こうして焼却棟IIIでの死体処理に従事する囚人『特別労務班』の一員となり、焼却棟IIIの屋根裏部屋に住んでた。

ドイツの敗戦直前に、オーストリアの収容所に移送され、当地でアメリカ軍によって解放されたのちすぐに、自分の収容所体験についてのスケッチを描き始めた。

彼のスケッチは非常に正確だ。

彼が焼却棟IIIの内部や配置について詳しく知っていたことは、彼の描いた建物の図面からわかる。

オリジナルの建物図面に驚くほど似ている。

彼は外からは見えない炉の導管さえも描いており、この建物の設計図を手に入れていたのではないかとも推測できるほどだ。

ところでホロコーストは人類史上最も残酷な物語であるが、そのメイン舞台であるガス殺の映像は残っていない

 「ガス殺など存在してないから当然だ」

 「そこでこのダヴィド・オレールの画家としての腕が見込まれることになる。

彼は実際にガス殺を目撃し、その一部始終をスケッチにまとめた。

彼の作品はガス殺の写真や映像に代わる資料として使われている」

参考資料:ホロコーストの「映像資料」――オレール(David Olere)の画集『目撃者、アウシュヴィッツのイメージ』より――

著:加藤一郎

(アドレス:http://72.14.235.104/search?q=cache:Pwjrx6me1gYJ:www.bunkyo.ac.jp/~natasha/eupora/
olere_1.doc+オレール ナチス&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp

大量ガス処刑のプロセス自体についての「映像資料」が存在せず、ホロコースト修正派が法医学的、科学的=化学的見地から、大量ガス処刑のプロセスに様々な疑問を提出し、ホロコースト正史の根幹(「殺人ガス室」および焼却棟を使用した大量ガス処刑によるユダヤ人の絶滅)が動揺し始めているという状況の中で刊行されたのが、オレールの画集『目撃者、アウシュヴィッツのイメージ』8であった。

1902年ワルシャワ生まれのポーランド系ユダヤ人のオレールは、戦前にパリに移住し、当地で芸術活動を展開していた。しかし、1943年2月に、逮捕されて、ほかのユダヤ人とともに、アウシュヴィッツに移送され、焼却棟IIIでの死体処理に従事する囚人「特別労務班」の一員となった。ドイツの敗戦直前に、オーストリアの収容所に移送され、当地でアメリカ軍によって解放されたのちすぐに、自分の収容所体験についてのスケッチを描き始めたという9。こうした経歴を持つオレールは、彼の画集の推薦文10によれば、「アウシュヴィッツを生き残った唯一の画家」なのであり、彼のスケッチは、「戦後まで写真家が立ち入ることのできなかった焼却棟その他の場所で実際に何が起こったのかを描くために、ガス室、炉、検査室での作業員としての自分の経験を描いた」という意味で、大量ガス処刑のプロセスに関する「映像資料」の欠如という「空白」を埋めるものとされた。ホロコースト史家のペルト(R.J. van Pelt)も、アーヴィング裁判11に提出された報告書の中で、「彼のスケッチは、焼却棟IIIのガス室と焼却炉についての非常に重要な映像記録である」と高く評価して、彼のスケッチ12にもとづいて、焼却棟IIIの構造を解説しているほどである13。それゆえ、画集の推薦文は、「本書は、きわめて歴史的な価値の高い遺産である。多くの人々がホロコーストの存在を実際に否定しているときに、我々は、この重要な目撃映像証拠をはじめて刊行することを決定した。……この作品は、ホロコーストを経験したことのない人々、未来の世代全員が、無制限の権力をもった政治制度が行なうことのできた恐るべき残酷さを、オレールの目を介して、目撃することができるようにするために出版された」と述べて、オレールのスケッチの「映像的証拠」としての意義を高く持ち上げている。

 「彼のスケッチは映画の参考資料にも使われている。

例えば2001年製作の米映画『灰の記憶』がそれだ。

この映画はアウシュヴィッツの法医学生理学ミクロス・ニーシュリ博士の著書が原作だが、映画のアウシュヴィッツ(ビルケナウ)の描写はまさにスケッチ通りだ」

▲ 焼却棟II(あるいはIII)の屋根からチクロンBを投下するSS。

証言通り、チクロンBの中身だけを投下して缶は外に捨てている。

しかしこのような投下穴が空いていた証拠はないので、これは物理的に不可能である。

▲ガス室に入れられる囚人。囚人を落ち着かせるためオーケストラが演奏されている。

しかし、映画を見ると、この囚人たちは自分たちがガス室送りされることはわかっていた。

それなのに暴動を起こさないのは極めて不自然である。

▲焼却棟の煙突から噴出す炎。

しかし、焼却棟の煙突はこのような炎を噴出す構造はしていない。

石炭ガス(とくに、窒素、二酸化炭素、水蒸気、最小限の量の二酸化硫黄)は煙突を通る途中で燃焼するか、そのままガスで外に出るだけである。

したがって、このような炎が噴出す光景は技術的に有り得ない

それを裏付けるように、戦時中の航空写真にはこのような炎や煙は写っていない。

 「映画の影響力とは恐ろしいな。

こんなインチキ映画を見てホロコーストがあったと信じている連中がたくさんいる。

アメリカ映画をインチキだと言えば信じる人は大勢いるのに、ことホロコースト映画となると全面的に信用してしまう。

まさか博物館まであるような出来事を再現した映画がインチキ映画だとは夢にも思うまい」

 「まったくです。映画の影響力は恐ろしい。

フタバスズキリュウが恐竜だと思ってたり、ましてや卵から産まれると思ってる人がどれだけいることやら……」

 「え? 違うの? ドラえもん見たから信じてたわ」

 「ドラえもんはともかく、映画と現実が矛盾したら現実が優先される。

これは当然だ。

したがって、技術的に有り得ないような描写はすべて嘘だ」

 「ふぅー、びっくりしたー。

映画と現実が矛盾するなんて本当かなぁ?

でもサイレントマジョリティを考慮して映画優先に決定☆

映画が嘘だったなんてことになったらホロコーストもなくちゃう。

信じる心がなくなったらこの世からホロコースト利権も消えちゃうもんね」

 「本音はやはり利権か……従軍慰安婦で訴訟起こしてるバカどもと同じレベルだな」

 「わたしはガス殺を一部始終見ました!

それをスケッチにしたのです! これは真実の絵なのです!」

 「うむ。『証言者がいるんだから事実なんですう』と社民党の福島瑞穂センセも言ってますし、証言者がいるなら事実なのでしょう」

 「あれが本物の弁護士先生なんだから日本は終わってるわよね……」

 「ではさっそく見せていただきましょう」

 「はい、どうぞ☆」


▲ 『次の集団のためにガス室を清掃する』と題する1946年のスケッチ

 「これって本当にガス室なのか?」

 「そうですよー。

わたしは実際に作業してたんだからこの絵が間違っているわけがありません!」

 「何かおかしな点があるのですか?」

 「ありますよ。

証人ダヴィド・オレールはビルケナウのゾンダーコマンドでしたよね?」

 「そうですよ」

 「じゃあ、この絵はどこのガス室ですか?」

 「焼却棟IIIです」

 「ほぉ?

それは妙ですねー?

焼却棟II・IIIのガス室は地下、焼却炉は地上にある。

同じ部屋にはないんですが?」

 「え?」

 「たしかに。

焼却棟II・IIIのガス室は地下にありますから、地上の焼却炉が同じ部屋にあるわけがありません。

つまり、この絵は焼却棟IIIではないということです。

証人、これは一体どういうことですか?」

 「え、えーと……」

 「上の絵を見ると、証人がホントに焼却棟IIIで作業していた?という疑問が沸いてきます。

この絵の問題点を列挙してみましょうか」

参考資料:ホロコーストの「映像資料」――オレール(David Olere)の画集『目撃者、アウシュヴィッツのイメージ』より――

著:加藤一郎

(アドレス:http://72.14.235.104/search?q=cache:Pwjrx6me1gYJ:www.bunkyo.ac.jp/~natasha/eupora/
olere_1.doc+オレール ナチス&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp

問題点@:ガスマスクを装着していない「特別労務班」の作業員

「ガス室」から死体を引き出した「特別労務班」の作業員が、ガスマスクをつけていたのかどうかが、重大な論点となったのは、ツンデル裁判でのヒルバーグに対する尋問においてであった。アウシュヴィッツ収容所長ルドルフ・ヘスが、作業員はガス処刑直後の死体搬出作業のときに、「食べたり、タバコを吸ったりしていた」と「自白」していたので、彼らはガスマスクをつけていたかどうかが問題となったからである。ホロコースト派のヒルバーグは、死体搬出作業について、「ガスマスクをつけた人々が、死体を引きずり出すためにガス室に入りました。歯が引き抜かれました。金歯が引き抜かれ、それは、溶かされてドイツ政府のものとなりました。毛髪は必要ならば、この時点で切られました」と証言しており、明らかに、作業員はガスマスクを装着していたと断定している。

ホロコースト「正史」では、作業員はガスマスクをつけて死体を搬出したという。しかし、実際にこの作業を担当したはずのオレールのスケッチでは、作業員はガスマスクをつけずに死体を搬出している。ホロコースト「正史」と、「目撃映像証拠」とされているオレールのスケッチのどちらが、真実なのであろうか。

問題点A:のぞき穴を持つ三重の外開きのドア

(a)オレールのスケッチでは、「ガス室」(死体安置室1)のドアにのぞき穴が描かれている。ホロコースト派は、のぞき穴の存在を焼却棟II、IIIの死体安置室1が「殺人ガス室」であった証拠とみなしている。この部屋が、死体その他の保管・殺菌消毒だけに使われたとしたならば、のぞき穴は必要ではないというのである。これに対して、ホロコースト修正派ルドルフは、死体安置室1は一時期、殺菌消毒機能を備えていたことがあり、アウシュヴィッツ収容所の通常の殺菌消毒施設のドアにはのぞき穴がついているので、のぞき穴の存在は少しも不自然なことではないと指摘している。また、ホロコースト修正派のクロウェルによると、焼却棟II、焼却棟IIIの地下室は、防空シェルターとしても利用され、防空シェルターのドアはのぞき穴をかならず備えていたので、のぞき穴の存在は当然のことであったという。

 参考資料:ホロコースト講義 著:ゲルマール・ルドルフ

(アドレス:http://www002.upp.so-net.ne.jp/revisionist/lectures/459.htm

(1)ここでは燃焼室のドアの高さが3−4フィートになっていますが、すでにお話しましたように、アウシュヴィッツ焼却棟の実際の炉のドアは、せいぜい高さ2フィート幅2フィートです。

(2)死体運搬ストレッチャーは、囚人の持つ棒で燃焼室に押し込まれたのではなく、燃焼室のドアの下にある棒についていたローラーを介してです。

(3)タウバーと同じく、オレールも一人の人物がストレッチャーを燃焼室に押し込んだとしていますが、燃焼室の中からストレッチャーを押し上げるものは何もないので、梃子の法則にしたがえば、一人の人物が自分よりも重くなるストレッチャーのバランスをとることは難しい。

(4) 内部が華氏1400−1800度もある炉のドアの前で、上半身裸で作業することは物理的に不可能です。

(5)石炭燃料炉のドアから炎が噴き出てくることはありません。

※華氏1400〜1800=摂氏760〜982。

 「さあ、説明してもらおうかな?」

 「ふっふっふ。これは詩的表現なのです。

たしかにビルケナウにはガス室と焼却炉が隣接している焼却棟は存在しませんが……」

 「ダメだろそれじゃ……。ようするにこの絵はフィクションだってことじゃねぇか」

 「オレール自身は彼が描いた焼却棟の図面の中で、ガス室に使われた死体安置室を建物の地下に配置していた。

だから、この絵がフィクションだということは知っていたはずだ。

だが、この絵の印象を強めようとして、正確さを犠牲にした。

ガス室処刑の絵には正確さなど微塵もない。ただのインチキだ」

 「ふぅー、びっくした。

わたしはこの絵を見れば誰だってガス室が事実だと思うと思ってたのに。

するとあらら、不思議。

寄せられたのは揚げ足取りが大好きなネオナチの指摘ばかりだった。なぜなのかしらん?

ふー、びっくりした。でも、ネオナチの指摘は一点に集中してる。

ビルケナウにこんな焼却棟は存在しないというもの。それほんとかぁ?

今回のこたえはサイレントマジョリティを考慮して『この絵がフィクションだったとしても、ガス殺はノンフィクションだった』に決定させてもらいます。

だって、ガス室を否定したら逮捕だものね☆」

 「……検察はこのようなフィクションの絵をガス殺のソースにするつもりか?」

 「うむ。たしかに今回はちょっと無理があったかもしれない……」

 「では今回はここまでですな。次回に期待しましょう」

 「ちょっと待てぇいっっ!! まだやる気か!

ホロコースト肯定派はガス室の技術的立証がまったくできてないんだぞ!

だから証言がいくらあっても意味がない!」

 「ふぅー、びっくりしたー。証言がいくらあっても意味がないなんて……」

 「それはもういいから」

 「では休憩です」