「『ユダヤ人再定住行動』とは、ホロコースト肯定派の中では『ガス処刑』による大量絶滅政策のことを示しているとされている。
これが具体的にどのような絶滅手段を取ったのかは、逆転裁判Subject8のアウシュヴィッツII『ビルケナウ』のガス室(クレマII、III)についてで出てきたSS少佐アルフレード・フランケ・グリクシュの『再定住行動報告』が提出した報告で詳しく述べている。
だが、この報告書はタイプコピーで、コピー元の『オリジナル報告のカーボン・コピー』は見つかっていない。
内容を読めば、この報告書が偽造文書なのは明らかだ。
偽造文書だと言い切れる理由は、焼却棟IIで『チクロンBが柱の中に投下された』と書いてあるからだ。
焼却棟IIの柱はコンクリート製で空洞ではない。
だから柱の中に投下することは物理的に不可能で有り得ない話だ。
他にも読めばいろいろ嘘が書かれている。
この報告書にはガス室にはドアが2つあったと書いてあるが、死体安置室には1つしかない。
10つの大きな焼却炉があるというが、実際は3燃焼室炉が5つだ。
3つの大きな柱があるが、実際は4つの柱だ。
ここまで実際と異なる内容が書かれている報告書など偽造文書以外の何者でもない。
しかしホロコースト肯定派の中にはこの偽造文書が証拠と言い張るものがいる。
例えば対抗言論ではこれが提出されたことが絶滅政策の証拠と言い張っている。
曰く、中身の矛盾などは些細なことで提出されたことが問題だそうだ。
物理的に不可能な手段が書いてあるのは些細なことじゃないだろ……典型的な印象操作だな」
1943年5月4日から16日に総督府を視察旅行した件についてのSS少佐アルフレード・フランケ・グリクシュが提出した報告の一部。
ユダヤ人の再定住行動
アウシュヴィッツ収容所は、ユダヤ人の定住において特別な任務を持っている。もっとも近代的なやり方によって、総統命令がきわめて速やかに、秘密裏に実行することが可能となっている。
ユダヤ人のためのいわゆる「再定住行動」は、次のように進んでいる。
ユダヤ人は特別列車(貨物列車)に載せられて夕方到着し、特別線を介して、この目的だけに設置された収容所の特別区画に運ばれてくる。そこで、彼らは降ろされ、所長と数名のSS高官の前で、医療班によって調べられ、彼らが労働に適しているかどうかを判断される。ここで、労働過程に組み込まれることのできた人々は、特別収容所に送られる。一時的な病気にかかっている人々は、すぐに検疫収容所に送られ、特別食を与えられて治療される。できるだけ多くの囚人を労働可能にするというのが基本原則である。この古いやり方の「再定住行動」は、完全に否定されている。本質的な労働能力を組織的に破壊することが許されないからである。
労働不適格者は比較的大きな家に向かい、外側から入ることのできる地下室に向かう。彼らは5、6段下り、長い、うまく作られた、換気された地下室に向かう。そこには両側にベンチがある。明るく照明されており、ベンチの上には番号がある。囚人たちは、これから殺菌駆除を受け、新しい仕事のために洗浄される、だから、服を脱いで、完璧に洗われると話される。パニックや混乱を避けるために、彼らは、衣服を整頓して、入浴後に自分たちの持ち物を発見できるように、番号の下に置くように命じられた。すべてがまったく穏やかに進む。それから、彼らは小さな廊下を通って、シャワー室に似た大きな地下室に着く。この部屋には、3つの大きな柱がある。このなかには、外の上から、ある製品を落とすことができる。300から400名がこの部屋にはいると、ドアが閉じられ、製品のはいったコンテナー[缶]が上から、これらの柱の中に落とされる。コンテナーが柱の床に着くと、ある物質を生み出し、それは、1分間で人々を眠らせる。数分後、エレベーターにつながっている別の側のドアが開けられる。資格のある人々(ユダヤ人)によって、死体の髪が切られ、歯が抜かれる(金歯)。ユダヤ人は宝石、金、プラチナなどを中空の歯の中に隠していることが知られていた。その後、死体はエレベーターに載せられ、den 1. Stockに向かう。そこには、10の大きな焼却炉があり、死体はそこで焼却される。(新鮮な死体はとくによく燃える。全過程では2分の1か1ツェントナーしか必要ではない)。作業自体は、この収容所を離れることのないユダヤ人囚人によってのみ行なわれる。
今日までの、この「再定住行動」の結果は50万のユダヤ人である。
「再定住行動」炉の現在の能力は24時間で10000体である。
レンクも指摘していなかった内容の補足
文中にden 1. Stockとあるが、これは日本語で言う2階のことだ。火葬炉は実際には1階にあるため、報告者は完全に間違えている。どうしてこのような誤りを犯したのだ? 恐らく、捏造者が英語で草稿を書き、それをドイツ語に訳した際に実際と齟齬ができたのだろう。
日本語 | 1階 | 2階 |
ドイツ語 | erdgeschoss | den 1. Stock |
英国英語 | the ground floor | the first floor |
米国英語 | the first floor | the second floor |
「偽造文書なのだからこの報告書にあるような『再定住行動』がなんだったのかの検証はまったく無意味となる。
誰が偽造したのかについてはブライアン・レンクが論文で検証している。
しかし、『再定住』という言葉は他の文書にも出てくるのだ。
だからその説明を求めなければならない。
コード言語その1 Vernichtung(根絶)、Ausrottung(絶滅)でも紹介したハンス・フランクの演説を見てみよう」
参考資料:ナチのポーランド総督だったハンス・フランクの演説
(アドレス:http://revisionist.jp/lectures/410.htm)
「もし、ヨーロッパのユダヤ民族が戦争を生き残り、その一方で、われわれがヨーロッパの防衛のために最良の血を犠牲にしたとすれば、この戦争は部分的にしか成功していないであろう。それゆえ、基本的に、ユダヤ人については、私は、彼らは消えさるべきであると簡単に考えている。彼らは行かなくてはならないのである。私はユダヤ人の東部地区への移送のための交渉を始めている。1月、ベルリン[ヴァンゼー]でこの件に関する大きな会議があるので、国務秘書官ビューラー博士をそこに派遣するつもりである。この会議の主催者は、国家保安中央本部のSS上級集団長ハイドリヒである。いずれにせよ、大規模なユダヤ人の移住が始められる。
しかし、ユダヤ人をいかにすべきだろうか? 連中を東部地区の再定住村落に定住させられると思うか? われわれはベルリンで次のように言われた。悩むことなどあるか? 東部地区においても帝国総督領[占領下のウクライナ]においても、われわれが連中に出来ることは何もない。だから、勝手に連中を消してしまえ、と。紳士諸君、私は諸君に、いかなる慈悲の感情も捨て去るよう求めたい。われわれはユダヤ人を根絶せねばならない。帝国の機構を全体としてまっとうするために、連中を見つけ出し根絶可能なところでならどこででも。350万人ものユダヤ人を、射殺することも毒殺することもできない。しかし、それでもなおわれわれは、なんとかして彼らを根絶せしめる処置をとることが可能だろう。
総督府は帝国としてユダヤ人から解放されなくてはならない。いつどこでこのようなことは行なわれるのかは、この地域に設立される機関の問題であり、その管轄権限については、しかるべきときに通知するであろう。」
「思いっきり大規模なユダヤ人の移住と書いてある。
『再定住』とは『欧州のユダヤ人をロシアに移住させること』なのだ。
なお、SSは『再定住用資材』としてチクロンBを発注しているが、チクロンBは殺虫剤なので伝染病防止には必要だからまったく問題ない。
むしろ、伝染病の蔓延しているロシアの土地を消毒・殺菌して人が住めるようにしようとしていたという証拠となる。
今回は短いが以上だ」